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ワンポイント講座会計編②決算書を読みこなす~損益計算書の見方~
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月次決算時、決算時に決算書の見方を教えてほしい、という要望を受けることがあります。
月次決算の際には、注目すべき点を書面で報告するようにしていますが、やはり決算書の内容については分かりずらい点が多いのではないかと思います。
以下の3つの決算書はそれぞれが関連し、 会社の現在の状況を表しているといえます。 この3つの決算書を見るに当っては、決まった見方というものはありませんが、是非注目してほしい点、目安にしてほしい数値というものがあります。ここでは損益計算書の見方についてご説明いたします。

損益計算書の見方
経営分析の本を読むと、損益に関する分析指標もたくさん出ています。
しかし、その指標の全てに意味があるのかといわれると疑問があります。
そこで、木竹会計では、できるだけ解りやすく以下の5点を損益計算書上見るべき最重要ポイントとして注目しています。
多くの会社では、売上目標を最も重視されていますが、会社の社長の視点からすると、売上高よりも売上総利益の金額をどれだけ残すことができたかと言うことが非常に重要になります。

①売上高・・・前期比・予算比を注意しよう!
②原価率・・・売上原価(卸・小売業の場合は仕入高÷売上高)
売価の設定、仕入方法等社長の意思決定により決定・変更が可能!常にチェックしておきましょう!
③人件費比率・・・人件費(役員報酬、給与、社会保険料等の合計)÷売上総利益率
売上総利益を生み出すために、どれぐらいの人件費がかかったのか、つまりは会社の生産性をチェックする指標だと言えます。
もちろん業種にもよりますが、売上総利益の60%を超えてくると、生み出す利益に対し人件費がかかりすぎていて、営業利益及び経常利益を計上することが難しくなってきます。
④その他固定費比率・・・人件費以外の販売管理費÷売上総利益率
売上総利益を生み出すために、どれぐらいの人件費がかかったのか、つまりは会社の生産性をチェックする指標だと言えます。
もちろん業種にもよりますが、売上総利益の60%を超えてくると、生み出す利益に対し人件費がかかりすぎていて、営業利益及び経常利益を計上することが難しくなってきます。
⑤経常利益・・・前期比・予算比をチェック!
売上高の増減、原価率、人件費の割合、その他の固定費の増減等により、最終的に求められるのが経常利益になります。
①から④の結果として前期比、予算比で経常利益の達成率はどれくらいなのかに注目!
目安としては③人件費比率が60%以下、 ④その他の固定費比率が40%以下です。
多くの会社では売上目標が最も重視されています。しかし、会社社長の視点からすると、売上高よりも売上総利益をより多く残すことが、非常に重要にになります。売上総利益を決めるのは、①と②。売上総利益のどのように使っているのか表すのが③と④。その結果が⑤の経常利益につながります。



